佐々木さやかが実現した「130」の実績の中から、一つのストーリーを紹介します。
これは幼い男の子を育てる、一人の母親の悲痛な声から始まった実際の話です。重度のアレルギー疾患を持つ息子を育てるお母さんは、常日頃から、息子に食べさせる食品に最新の注意を払っていました。どんなに忙しくても、疲れていても、商品のパッケージに記載されている「成分表示」等を見て、「これならあの子も食べられる」と安心して買い物をしていました。
そんなある日、晩ごはんを口にした息子の顔が青ざめます。
「お母さん、苦しい…」
「まさか..」と思い、息子の顔を見るとアレルギー反応が出ていました。
なんとか一命を取り留めましたが、その日以来、彼女はスーパーの食品売り場で不安のあまりに手が震えてしまうようになりました。「次、もし同じことをしてしまったら、あの子は…」
そんな悲痛の叫びが佐々木さやかに届きました。「この声こそ、私たち政治家が拾わなければいけない声なんだ」佐々木はそう確信し、「食品表示法改正」に挑みます。様々な「冷淡な声」を跳ね除け、2014年に「食品表示法改正」が実現します。
この話は、「一人の小さな声」こそが、「政治の根幹である」との思いに走った、佐々木さやかの実績の一つです。